こんにちはhappy+です。
みなさんは松下幸之助さんの「道」を知っていますか?
同じ文章なのに自分の状況により
読むたびに響く箇所が変わってきて
新しい発見があります。
・運命を切り開く
・みずから決断を下すとき
・困難にぶつかったとき
・事業をよりよく伸ばすために
・国の道をひらく
そんな時にぜひ読んでください。
今回は「考え方」を紹介します。
1. 考え方
◆素直に生きる
逆境それはその人に与えられた尊い試練であり、
この境涯に鍛えられてきた人はまことに強靭である。
古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、
不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。
まことに逆境は尊い。
だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、
逆境でなければ人間が完成しないと思い込むことは、
一種の偏見ではなかろうか。
要は逆境であれ、順境であれ、
その与えられた境涯に素直に生きることである。
謙虚の心を忘れぬことである。素直さを失ったとき、
逆境は卑屈を生み、順境はうぬぼれを生む。
ただその境涯に素直に生きるがよい。
素直さは人を強くし正しく聡明にする。
逆境に素直に生き抜いた人、
順境に素直に伸びてきた人、
その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。
◆ 恵まれている
人間というものは誠に勝手なもので、
他人をうらやみ、そねむことがあっても、
自分がどんなに恵まれた境遇にあるか、
ということには案外、気の付かないことが多い。
だからちょっとしたことにも、
すぐに不平が出るし不満を持つのだが不平や不満の心から、
良い知恵も才能もわきそうなはずがない。
そんなことから、せっかく恵まれた自分の境遇も、
これを自覚しないままに、
いつの間にか自分の手でこわしてしまいがちである。
恵みに対して、感謝をし、
その感謝の心で生き生きと働いたならば、
次々と良い知恵も生まれて、
自他ともにどんなに幸せな暮らしができる事か、
思えば愚かなことである。おたがいに修行をしよう。
自分は恵まれているということを、
直接、自分の心にひびかすために、日常の立ち振舞いに、
今一度の編成を加えてみよう。
みなさんもぜひ何度も読み返してください(^^♪