こんにちはhappy+です。
みなさんは松下幸之助さんの「道」を知っていますか?
同じ文章なのに自分の状況により
読むたびに響く箇所が変わってきて
新しい発見があります。
・運命を切り開く
・みずから決断を下すとき
・困難にぶつかったとき
・事業をよりよく伸ばすために
・国の道をひらく
そんな時にぜひ読んでください。
今回は「人生」を紹介します。
1. 人生
◆ 道
自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが他の人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。狭い時もある。登りもあれば下りもある。
坦々とした時もあればかきわけかきわけ汗するときもある。
この道が果たしてよいのかわるいのか、思案にあまるときもあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろというのではない。
今立っているこの道、今歩んでいるこの道、
ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけにあたえられているかげがえのないこの道ではないか。
◆ 体験の上に
ここに非常な水泳の名人がいるとする。
そしてこの名人から、いかにすれば水泳が上達するか?
という講義をきくとする。
かりに3年間休まず怠らず、
微に入り細にわたって懇切丁寧に講義を受け、
水泳の理を教えられ、泳ぎの心がけを聞かされる。
それでめでたく卒業のゆるしを得たとする。
だがはたして、それだけで実際に直ちに泳ぎができるであろうか。
いかに成績優秀な生徒でも、それだけですぐさま水に放り込まれたらどうなるか
たちまちブクブク疑いなし。
講義を聴くだけでは泳げないのである。
やはり実際に、この身体を水につけねばならない。
そして涙のこぼれるようにな不覚の水も飲まねばならない。
教えの手引きは、この体験の上に生かされて、はじめてその光を放つ。
単に教えを聞くだけで、何事もなしうるような錯覚を慎みたいと思う。
みなさんもぜひ何度も読み返してください(^^♪
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